ゴミック優秀作6-9土壌の中(6-17)

土壌微生物こそが自然循環の主役です。自然界では、動物であれ、植物であれ寿命がくれば、朽ち果てて、地面に横たわります。それから、土壌微生物の働きで有機物は分解されて、次の世代の栄養物として循環されていきます。ところが、化石燃料の石油から生成されたプラスチック類は土壌微生物によって簡単には分解されません。すなわち、土壌微生物によって食べられない物質なのです。したがって、いつまでも土壌中にプラスチックは残存し続けるのです。