いまeco2-6悉皆屋

着物は洗い張りや仕立て直しといった技術を用いることで、何度でも蘇ります。それを支えたのが「悉皆屋」です。悉皆(しっかい)とは「ことごとくすべて」を意味し、江戸時代には町のあっちこちにあったそうです。高島屋にも悉皆コーナーがありクリーニングから修理や寸法直しまで一手に引き受けている。呉服の伝統ある老舗ならではの技術者ネットワークが今も健在である。