絵コロジー4-7 エコロジカル・フットプリント

エコロジカル・フットプリントとはある集団が消費するすべての資源を生産し、その集団から発生する廃棄物(例えばCO2)を吸収するために必要な土地および水域面積の合計、平たく言えば、経済の生態系に対する踏みつけ(フットプリント)面積、すなわち私たち人間が生活するためにどれだけの自然環境の量が必要かをわかりやすく土地の面積等で表したもの。
さて、このエコロジカル・フットプリントの値を見ると、日本人は現在一人当たり4.1グローバルヘクタールで世界の平均一人当たり2.6グローバルヘクタールをはるかに超えている。世界の人々が日本人と同じレベルの生活をすると地球が2.3個必要になると言う。日本の場合、資源消費量を支えるために、エコロジカル・フットプリントを海外に依存していることになる。すなわち、日本人は海外の生態系を大きく踏みつけて生活を営んでいるのである。