京都新聞エコロジー 48回

SDGs 同時に複数の目標達成を

  さて、今回は再びSDGs(持続可能な開発目標)について述べてみます。このSDGsでは、ゴール6は「水」、12は「持続可能な生産・消費」、13は「気候変動」、14は「海洋」、15は「生態系・森林」といったように、環境(エコロジー)とかかわりの深い目標が掲げられています。

  最近、わが国でもSDGsへの関心が急速に民間企業や地方自治体で広がりつつあります。そこで本年度の環境白書でも、多くのページを割いてSDGsについて紹介しています。ところで、SDGsでは17のゴールが設定されていますが、私たちはまず、どのオールをめざすべきなのでしょうか?

  実は各ゴールは相互に関連しているものが多いので、総合して解決することが重要です。従って、一つのゴールだけをめざすのではなくて、同時に複数のゴールをめざすことが求められます。

  日本の場合、先に述べた環境関連のゴールに加え、1の「貧困」、5の「ジェンダー平等」、7の「エネルギー」、17の「パートナーシップ」への取り組みが不十分と言われていますので、これらのゴール達成に向けた努力が特に必要です。

            (高月紘・京エコロジーセンター館長)