掲載した作品集について

ゴミック

月刊雑誌「廃棄物」(日報)に1982年より毎号2作品を掲載している一コマ漫画である。テーマはごみ問題であるが、最近では環境問題全般を取り扱っている。漫画のタイトルはゴミック「廃貴物」としてある。ゴミックはコミック(マンガ)とゴミの合成語であり、「廃貴物」は、実は私たちは貴重なものを廃棄して生活しているのでは?との問いかけでもある。
これまで、連載作品が100作品になるたびに単行本にして第1集~第8集まで刊行している。
このギャラリーではゴミック名作集、ゴミック優秀作、ゴミック傑作集、ゴミック新作集に分けて掲載してある。名作集はハイムーン氏が各単行本ごとに10作品を名作として選んだものを掲載してある。優秀作と傑作集にはあまり明確な区別なく、ハイムーン氏が講演や著書でよく引用する作品を掲載している。新作集は最近の作品である。

ゴミック英語版

ゴミックは日本語の単行本が刊行されるたびに、英語版を作成している。これらの英語版ゴミックは毎月1点カラーにして、JFS(Japan for sustainability) というNPOがニュースレターのMangaコーナーとして海外向けに発信している。それなりに人気のあるコーナーでよく海外読者に引用されている。

絵コロジー

中部リサイクル運動市民の会(名古屋)のニュースレターに1986年から2000年にかけて隔月ごとに連載したイラストと文章で構成さえた絵本形式の作品である。エコロジーに関するいろいろな課題について、データとイラストで分かりやすく説明した内容になっている。イラスト(絵)で環境問題(エコロジー)に関心を持ってもらおうとの趣旨でタイトルを「絵コロジー」とした。全作品は87になるが本ギャラリーではイラストのみ約半分程度掲載している。単行本としては「絵コロジー」合同出版(2002)として刊行されている。

漫画集「あ~あ」

この漫画集はハイムーン氏が学生時代から自費出版で刊行したもので、内容は全くのナンセンス漫画である。ハイムーン氏が大学の美術部に属していた時、先輩に一コマ漫画を雑誌に投稿してる人がおり、大いに触発され、海外の一コマ漫画を独学した。漫画集としてはその1からその9まで刊行した。(1966年~1972年)タイトルの「あ~あ」は「あ~あ、なんたることよ・・・」という意味の感嘆詞である。多くの作品がそんなナンセンス漫画である。

キャンペーン漫画「空缶」

この漫画集は、京都で空缶論争が盛んだったころ、空缶問題に関心を持ってもらおうと作成したキャンペーン用漫画集(1978年)である。ハイムーン氏としては初めての環境をテーマに取り組みであった。当時、空缶は散乱ごみの象徴的な存在であったが、その対策を論じる中で、「ポイ捨て」防ぐ対策と同時に空缶に代表される使い捨て容器を市場に流入させる事業者の責任を問う議論が行われ「デポジット制度」の導入や「空き缶条例」の制定が検討された。我が国では初めての廃棄物に関する事業者責任を問う論争であった。

いまECO

このシリーズは百貨店「高島屋」の友の会の通信雑誌「ハミングタイム」(隔月発行)に連載したものである。「いまECO」という企画コーナーで高島屋が取り扱う商品で環境配慮型の製品をイラストで楽しく紹介するものである。毎回お題(商品)が提示されそれに合わせたイラストを描くことになるので、マンガのようにネタから考えることもなく楽しい仕事であった。(2011年~2014年)

イラスト

キャラクター、ポスター、本の表紙、環境文明、挿し絵など、これまでハイムーン氏が手掛けたイラストをまとめてみたものである。切り貼りして活用してもらえればと思う。

俳夢雲

以下の作品は、様式がやや日本的であるので、作者名を「俳夢雲(ハイムーン)」として発表しているものである。

陶芸作品

陶芸は京都大学の時代から興味を持ち、「ろくろ」など少し練習していたが、京都大学を定年退職して石川県立大学に職を移し、金沢住まいとなり本格的に陶芸に打ち込んだ。金沢の住まいのすぐ近くにあった「北陶」という陶芸教室にほぼ毎晩のように通い一から土いじりを始めた。「北陶」は飯田雪峰氏が主宰される有名な陶芸教室で生徒の多くは10年選手で成型技術ではとても太刀打ちできなかった。そこで、当方は半磁器土に絵付けで勝負することで研鑽に努めた。7年ほど修行をして、それなりに実用に耐える作品ができるようになった。現在は、京都に戻り、やはり住まいの近くの陶芸教室に通い、陶芸を楽しんでいる。

環境カレンダー

環境カレンダーは日本環境保護国際交流会(J.E.E.)が1992年から毎年発行しているカレンダーである。その名のとおり、環境に特化したカレンダーで、環境問題に関連した日を記念日として取り上げており、また、環境保護運動へのJEEからのメッセージが日本語と英語で記述されている。当方は最初のころはコンセプトともイラストも担当していたが、最近では、コンセプトはJEEのメンバーの創意工夫で作成され、当方はイラストのみを担当している。とはいえ、毎年夏休みの2週間ほどを費やしてイラストを描き上げるのはなかなかの作業である。最近ではカレンダーの原画展も各地で開催されている。