絵コロジー2-8沈黙の春

アスベスト問題を取り上げています。アスベストは石綿ともよばる天然鉱物の一種で、熱に強く、化学的にも安定しているので、これまで様々な所で使用されてきました。また、防音材としてもすぐれていたので、学校施設の天井や壁に吹き付けられ材料として用いられてきました。しかし、アスベストは非常に細くて、短い繊維状粉じんとして飛散するので、吸い込んだ場合、肺がんやアスベスト肺になる危険があります。このイラストでは先生も子供たちも防塵マスクをしているので、まるで「沈黙の春」(有名なレイチェルカーソンの本)のようです。