ゴミック新作集18-10 プラごみ条約その2
プラスチックを含む汚染は、気候変動や生物多様性の損失と並ぶ、現代の3大環境問題と言われるまでになってきました。そこで、国連の指導でプラごみ対策の国際的な条約づくりが始まりましたが、いまだに各国の間で条文のとりまとめの合意ができていません。最大の論点は生産規制に関する項目についてであり、これに関してはプラスチックの原料を産出する国や生産に積極的なインドなどが難色を示しており、米国や中国も消極的な態度のようです。しかし、プラスチック汚染に対処するには上流側から下流側まで全体での対策が必要なことは間違いないようです。



