ゴミック名作集5-3お茶の時間(5-37)
イギリスで漫画展を開催したところ、何故か、この漫画が人気を博した。その訳を考えてみると、イギリスでは古くからの慣習で「午後の紅茶(アフターヌーン・ティ)」の時間を大切にしていたが、最近では、そんな習慣がすたれ、時間に追われる日々となったことに対して、反省の意味を込めて共感を得たのではないかと考えられる。この漫画では、お茶の時間は短縮されたが、その裏では沢山の資源とエネルギーが費やされていることを伝えたい。便利さの陰には常に資源やエネルギーの浪費がある。