ゴミック新作集7-12 ゲノム編集の迷路(9-48)

ゲノム編集とは生物の根幹をなすゲノム(遺伝子全体)の中で特定のDNAを標的にして、これを改変する技術である。イメージ的にはDNAの塩基配列の一部をハサミで切り取り、ここに他の塩基配列をはめ込む操作が行われる。この技術によって、作物の改良や医療の改善が期待されているが、一方では思わぬ遺伝障害も危惧されている。新しい技術であるだけに、慎重な取り扱いが望まれる。