ゴミック新作集11-8豊島事件:地下水汚染

1975年より始まった豊島における有害廃棄物の不法投棄事件は、幾多の困難を乗り越えて、ようやく廃棄物の撤去は完了しましたが、処分地における地下水汚染問題が最後の難関になっています。処分地の地下には未だに有害物である、ベンゼン、1,4ジオキサン、トリクロロエチレンなどが残存し地下水を汚染しています。現在、それらを取り除くために地下水をくみ上げ処理を試みていますが、土壌に吸着しているせいか、処理は難航しています。