ゴミック新作集11-10変化する里山

最近の農業形態を拝見すると、機械化が進み、ブルトーザーやコンバインが耕作や収穫に活躍して、昔、水田や畑で見られた小動物たちは影を潜めています。また、ドローンによる農薬散布やハウス栽培の普及によって、ますます小動物たちは行き場を失っています。里山は本来、人間の農業活動の場にカエルやドジョウ、小鳥たち、昆虫などが生息し一つの生態系を形成していた場所であったのですが、今や里山の生態系自体が崩壊の危機にあるようです。