ゴミック新作集17-5 薬剤耐性
薬剤耐性(AMR)とは、WHO(世界保健機構)が現在、保健衛生上、最大の脅威と位置付けているものです。2019年に世界で127万人の人が細菌性AMRで死亡したと推定されています。この薬剤耐性病原体の発生の主な要因は人、動物、植物への抗菌薬の過剰使用と言われています。抗菌薬の過剰投与により抗菌薬の効く菌が減少し、耐性菌が増殖しやすい状態、(専門用語で「選択圧がかかる」と言うそうです)が生じてしまうらしいのです。我々は、抗生物質に安易に頼る生活習慣を見直す必要があります。