ゴミック傑作集10-2これからのごみ行政(8-13)

これまでの地方自治体のごみ行政は直接、自治体が行う直営方式から、徐々に民間委託方式に変わりつつある。とは言え、すべての業務を民間に任せるには、それなりの問題点がある。これまで、手を付けていなかった家庭系の有害廃棄物の処理、広域性と専門性を有する災害廃棄物への対策などはやはり、環境保全の観点から公共が担うべき事業であると思われる。その意味で、これからの地方自治体が力を入れるべきごみ行政は家庭系有害廃棄物対策と災害廃棄物対策であると考える。