ゴミック新作集2-6 包装にも3Rの順位があるよ(9-14)
近年、包装に関しての環境規制の機運が国際的に高まってきました。2013年にはISO規格のISO18601~18606にて包装の環境配慮設計に関する規格が定められました。それを受けて日本でも2015年にJIS Z 0130が定められ、包装に関して環境配慮の取り組みが本格化し始めました。具体的には包装についての3Rの推進である。すなわち、まず、リデュースでは材料の軽量化、容積最小化に加えて、有害物の混入を避ける取り組み。次にリユースでは再使用の可能性を追求し、回収・洗浄システムの確立、修理についても検討する。そして、リサイクルではマテリアルリサイクル、エネルギー回収としてのサーマルリサイクル、さらには生分解性の容易さについても配慮する。当然ながら、3Rの優先順序に従って取り組むことが求められる。