ゴミック新作集5-14 「上の階の人ばかり・・・」(9-32)

日本の人口構成は世界に類を見ないほど高齢化が進んでいる。問題は生産年齢人口(15~64歳の人口)が減っていることである。2030年には生産人口約1.8人で一人の高齢者を扶養する計算になる。つまり、年々高齢者を支える働き手世代の割合が減っているのである。このことは日本のGDPにも影響を及ぼし、このままでは経済成長の進展は望めないと予測されている。そこで、働き手の確保として女性の活用、高齢者の定年延長、外国人採用などの施策が検討されているが果たしてどれほどの効果が期待できるか予測しがたいところである。