ゴミック新作集5-13 未来は地域にしかない(9-53)

枝廣淳子氏によれば、これからの環境問題の解決のためには、可能な限り地域での自立した循環経済を確立することが大切であると説いておられる。これまでの地域の活動では、エネルギーや食糧を外部に頼り、資金や消費さえも外部へ流出しており、地域での自立した活動がなされていなかった。そこで、可能な限り、エネルギーも食料も地域で自給できる体制づくりを目指すとして、再生可能エネルギーの導入、地消地産での食料自給をベースに地域での経済活動を活発化を提案されている。その上で、地域での活動こそが将来の地球環境を救う道であると熱弁を奮われている。