ゴミック新作集14-1 環境国債

現在、各国は脱炭素社会にむけて、政策の資金を集めるために環境国債を発行する動きになってきている。その際、環境への投資は太陽光や風力などの再生エネルギーに限られ「グリーン国債」と呼ばれている。一方、日本も脱炭素社会にむけて、新しい国債を発行する方向であるが、その内容は再エネに加えて、水素やアンモンニアとの混焼の火力発電、高効率原発への投資もあるとする、いわゆる移行国債をめざすようである。残念ながら、G7の中で「グリーン国債」を発行していないのは日本だけである。