ゴミック新作集2-3 「目標を達成しているのに・・・」

「パリ協定」(条約)が発効しました。気候変動に関するパリ協定は京都議定書に代わる2020年以降の温暖化防止対策の世界各国の取り組みを定めた重要な枠組みです。このパリ協定の中では、産業革命前からの平均気温上昇を2℃未満に抑えることを長期目標に掲げています。そのために、今世紀後半に、人間活動に伴う温室効果ガスの排出は正味ゼロにする必要があります。そうしなければ、地球上の生態系は壊滅的な被害をこうむることになるからです。さて、当面の対策として、このパリ協定では各国が自主的に温室効果ガスの削減目標を設定し、これを着実に実行することを約束しています。今のところ、協定に参加する主な国々の自主目標はイラストにあるようなものになりそうです。ところが、各国がこの目標を達成しても、実は平均気温上昇は2℃未満には抑えられないのです。これからは、各国ともさらに厳しい温室効果ガスの削減が求められることになりそうです。